2006年1月に3町1村が合併し誕生した奈良県宇陀市で、地域に信頼の輪を大きく広げているグループがあります。同市榛原区、室生区の女性党員らでつくる「ハートフルパワー」(石井芙佐子代表)です。同グループが住民の評価を一気に高めたきっかけは、榛原区天満台(旧榛原町内)で数年前まで行われていた旧町主催の朝市を昨年末に開催させたこと。同グループは他にも、節電運動など数多くの地域貢献活動を展開してきました。
今回、朝市が開催された榛原区天満台地域は、約30年前に団地が開発され、活気にあふれていました。しかし、次第に高齢化が進行。一方でそれまであったスーパーやコンビニもゼロに。新鮮な野菜を購入できる朝市もなくなりました。
このため、お年寄りが日常の買い物をするにも、坂道を通り、隣接する地域まで出向かなければならなかったといいます。昨年10月、「ハートフルパワー」の石井代表らは、近隣の友人たちから「数年前まであった朝市が再開したら、便利でうれしい」という声を何度も聞いていました。
そこで、メンバーらは、こうした要望を地元の公明党議員に訴え、市当局に掛け合ってもらう一方、地域住民のニーズや農家の声を直接聞き取ったり、近郊の朝市を見学するなどの活動を展開。12月初旬には、前田禎郎市長との懇談の席上、高齢化が進んだ天満台住民の生活状況を説明し、朝市再開の必要性を訴えた。メンバーの真剣な要望に同市長は、じっと耳を傾け、「必ず私が責任をもって朝市を開きます」と約束しました。
その後、12月28日に朝市を開催することが決定。喜びに沸いた「ハートフルパワー」は早速、「公明宇陀」の号外を作り、各戸に配布。市も「12月28日朝8時より朝市開催」との大きな看板を作り、住民への告知に力を入れました。
当日は、たくさんの住民が集まり、周辺農家で採れた新鮮なシイタケや白菜、大根、ごぼうなどの野菜を次々と買うなど、大盛況に。
住民の中には「今まで、いろんな人にお願いしたけれども、実現できなかった。それなのに今回、公明党の皆さんが頑張ってくれたおかげで、開くことができた」と感謝する人もいました。
『事故ゼロめざし水銀灯を設置』
ハートフルパワーはこのほかにも、家庭内の電気製品を使っていない時に、コンセントから電源プラグを抜いて待機電力を節電する「ストップ・ザ・地球温暖化 抜いて抜いてコンセント運動」を実施。省エネ生活を呼び掛ける講演会を開くなど、地域に賛同者を拡大してきたといいます。また、公明党の県議と連携し、見通しが悪く事故が多発していた県道に水銀灯を設置させ、以来、事故がゼロになったこともあります。
石井代表はこうした取り組みを振り返り、「これからも『何かあれば、公明党に』と言ってくださる人が増えるように、地道に頑張りたい」と元気いっぱい抱負を語っていました。
<2008年3月>
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朝市を開催させるなど、地域に信頼の輪を広げる「ハートフルパワー」の石井代表(左端)とメンバーら
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