各地のホットな話題 2008


■名古屋市

食の安全情報 受け付けます――2月1日から専用電話スタート
「みんなで守ろう『よい食』ダイヤル」設置
消費者の視点生かす体制に
 食の安全を脅かす事件が相次いで発生し、消費者の食に対する監視の目が強くなっています。昨年12月に政令指定都市初の「食の安全・安心条例」を制定した名古屋市は今年4月の施行に先駆け、2月1日から、食の安全・安心情報受付電話「みんなで守ろう『よい食』ダイヤル」を設置し、食の安全に関する情報を広く市民から受け付けています。

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 同ダイヤルは、市健康福祉局食品衛生課内に設置され、電話番号は052・961・4149(よいしょく)。受付時間は月曜日から金曜日(祝日および休日を除く)の午前8時45分から午後5時15分までです。飲食店や食品製造工場などで、「食品を不衛生に取り扱っている」などの不適正な取り扱い、食品表示に関する情報などがあれば提供してもらい、管轄の保健所が調査、指導を行います。電話に応対するスタッフは同課の食品検査業務を担当するメンバーです。
 
 市民の健康を守る立場から、「食の安全・安心条例」の早期制定を推進してきた市議会公明党の馬場規子議員は、同ダイヤルの設置をリード。昨年11月議会では、同条例の制定に当たり、食に関する偽装事件の発覚のきっかけの大半が国や自治体に対する告発であることを指摘した上で、そうした専用窓口があれば、健康被害の拡大防止に早期に対応できるとして同条例に規定してはどうかと主張しました。
 
 これに対し、市側は同条例の第21条に「市は、食の安全・安心の確保に関する施策に市民の意見を反映するため必要な措置を講ずる」ことを規定していることから、この考え方に基づき、健康福祉局内に食に関する相談窓口と専用電話を設置し、食の安全・安心に関する相談などに対応できる体制を整えていく方針を示していました。
 
 「なごや消費者団体連絡会」の佐々木千代子会長は、同電話の設置について「とても嬉しいことです。これまでは食の安全・安心に関することで気が付いたことがあってもどこに電話したらいいのか、よく分かりませんでした。今回、消費者の目線に合わせてコーナーを設けていただけるとうかがいました。健康にとって食は重要です。このような窓口が大変ありがたい」と期待を寄せています。

<2008年2月>
食の安全・安心情報受付電話のスタッフから説明を受ける馬場議員(左)



■福岡県宮若市

土・日曜日も開庁
3月下旬から試行的に
 土・日曜日も窓口を利用できます――。仕事などで平日、市役所を利用しにくい市民の要望に応えようと、福岡県宮若市は今年3月下旬から試行的に土・日曜日の開庁に乗り出します。市議会公明党の塩川恭子議員らの要望が実ったもので、塩川議員と栗上光則議員はこのほど、市役所に市総務課の山中敏範課長らを訪ね、開庁の概要について説明を受けました【写真】。

 試行的に開庁する期間は、入学や就職などで、引っ越し手続きが集中する年度末の3月22日(土)から年度初めの4月13日(日)まで。開庁時間は午前8時30分から午後零時15分で、住民票や印鑑登録証明書、所得証明書などを発行するほか、戸籍届け出や転入・転出・転居、児童手当申請受け付けなどを取り扱います。市総務課は、「今後、住民の利用状況を見た上で、本格実施などについて検討していく」としています。
 
 開庁時間の延長については、塩川議員が2006年6月議会の一般質問で、市民サービスの向上を図る観点から市に要求。市側は、「行財政改革の中で検討していく」と答えていました。
 
 説明を受けた後、同議員らは「市民本位の窓口業務となるよう、今後も全力で後押ししていきたい」と語っていました。

<2008年2月>



■茨城県龍ケ崎市

交差点の事故防止へ、信号機を歩車分離式に――公明議員と住民が連携
 茨城県龍ケ崎市藤ケ丘1丁目の県道交差点の信号機がこのほど、交差点に進入する車の通行を一時的に止め、車のみと歩行者のみの進行に分ける歩車分離式に変わりました。
 
 現場は、県道竜ケ崎阿見線と県道八代庄兵衛新田線が交わる交通量が多い交差点。周辺の都市開発が進む一方、昨年2月に小学生が大型トラックに巻き込まれて死亡する事故が発生するなど安全対策が求められていました。
 
 このため、市議会公明党の山本南議員(当時)や近隣住民は同3月、1316人分の署名簿を添えて竜ケ崎警察署長と串田武久市長に歩車分離式の信号機の設置を求める要望書を提出。同6月定例会でも公明党の深澤幸子議員が早期設置を働き掛け、今回実現しました。
 
 隣接する松ケ丘に住む藤田由美さんは「買い物や散歩の際も安心」と感謝の声を寄せ、高原博子さんも「地域に喜びの声が広がっている」と語っています。

<2008年1月>
歩車分離式の信号機の設置を喜び合う深澤議員(右端)と市民ら



■群馬県前橋市

親子の交流に夢のフロア――こども図書館が開設
国内最大級の広さ
定期的に読み聞かせも
 子どものにぎやかな声が中心市街地に戻ってきました――。群馬県前橋市で先ごろオープンした複合施設「前橋プラザ元気21」に設けられた「こども図書館」と「子育てひろば」が市民の高い関心を集め連日、大勢の親子連れでにぎわっています。同図書館は1563平方メートルで、ワンフロアの子ども図書館としては国内最大級の広さです。公明党の水野俊雄県議、前橋市議団(関本照雄幹事長)はこのほど、同施設を視察しました。
 
 「こども図書館」は、「前橋プラザ元気21」の2階にオープン。乳幼児から親しめる児童書や絵本など6万冊もの蔵書をそろえています。市立図書館の児童絵本コーナーを移転し、拡充しました。入り口では森林機関車のオブジェ「かぼちゃ3号」が出迎え、館内には動物の形をしたイスや迷路のように配置された本棚など、子どもを飽きさせない工夫が随所にみられます。
 
 図書館の隣には、親子で一緒に楽しめる「子育てひろば」を併設。その中のプレイルームには、子どもが思い切り遊べるように、エアマットやボールプールなど遊具を豊富に取りそろえました。また、「親子元気ルーム」は、子育て世代が交流できる場として活用され、育児に関する講習や相談も受けられます。「子育てひろば」と「親子元気ルーム」は、市の委託を受けたNPO「まえばし保育ネットワーク」が運営しています。
 
 こども図書館などの実現には、公明党の井下雅子市議が2004年9月定例会で「市の中心街に、子ども連れでも楽しめる場所を」と子育て家庭の交流拠点設置を提案し、その後も一貫して推進。読み聞かせやブックスタート事業にも取り組んできました。
 
 その結果、「こども図書館」では、市民グループ数団体による絵本や紙芝居の読み聞かせが定期的に催されることになり、ブックスタート事業も08年度から開始の運びとなりました。30年以上も前から、移転前の市立図書館を拠点に読み聞かせ活動をしてきた「萠えぎの会」の小山あつ子代表は、「公明党は読み聞かせに力を入れてくれた」と評価しています。
 
 井下議員は「育児に孤立感や不安を覚える親も、他の親子と交流すれば元気になるはず。皆で子どもを見守り、地域の宝として育てていく場所になってほしい」と語っていました。

<2008年1月>
「こども図書館」を視察する公明党の水野県議(左端)と前橋市議団