愛知県刈谷市が実施している子育て講座「ノーバディズ・パーフェクト(完ぺきな親なんていない」が大変好評で、2月8日同講座の開催を提案・推進してきた市議会公明党の野中ひろみ、白土美恵子の両議員が視察しました。
「ノーバディズ・パーフェクト」はカナダ政府の保健機関が開発した、子育てに悩んでいる親を支援するプログラムで、「最初から完ぺきな親なんていない。だから周りからの助けを得ながら親になっていく」という考え方で親を支援します。0〜5歳児を持つ若い親がグループ単位(同市では20人)で集まり、共通の悩みや関心事を共有したり、子育ての知恵を学び合います。その中で親が自分に自信を持ち、子育てに前向きになるように手助けします。同市では週1回(2時間)のペースで連続6回開講しています。
講座は、菓子を食べたり、絵を描いたりしながら和やかな雰囲気で進められ、1対1やグループで話し合います。全体の進行は、カナダ政府公認のファシリテーター(促進者=参加者の主体性を引き出しながらプログラムを推進する)が誘導しますが、毎回の話し合いのテーマは参加者が決めます。上から押し付けるような講義は一切なく、あくまで参加者の意思を尊重し、親同士がサポートし合える関係をつくります。
「子どもの困った行動にどう付き合うか」がテーマのプログラムでは、参加者の「子どもをしっかりとしつけなくてと考えるとストレスがたまる」との悩みに対して、「同じ人間として子どもの目線に立って対応すればいい」「2歳児でも子どもなりの考え方がある」などのアドバイスが相次いぎました。
悩んでいた母親は「頭ごなしに叱るのではなく、子どもがなぜそんなことをしたかを考え、子どもとキャッチボールをすることが大事なんだと気付かされました」と笑顔になりました。参加者の多くが「悩んでいたことを聞いてもらって気が楽になった」と感想を語っていました。
同講座のファシリテーターは「ここは『癒やしの場』。昔だったら家庭や地域のおばあちゃんが教えてくれた育児の知恵や技術を学ぶことができ、親としての自信が付くようになる」とプログラムの意義を語ります。
同プログラムについては、野中議員が2005年3月定例会で「在宅で子育てしている人の負担感や孤立感が増している」と指摘し、子育て支援策の一つとして提案しました。
<2007年2月>
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| 親支援プログラムの講座で、参加者の輪に入って話をする野中(左から2人目)、白土(同3人目)の両議員 |