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私の質問ノート――乳児院と養護施設の併設で一貫したケアを実現へ

■名古屋市議会議員 小林祥子

 先日、ある児童養護施設で職員の人たちから話を聞きました。それによると、子どもたちの入所理由は、親の病気・死亡・行方不明・経済的理由による療育不能・親による虐待などさまざまですが、子どもたちは親の愛情を享受することなく心身ともに大変なハンディを持ち不安定な状況で入所してくるそうです。
 名古屋市所管の養護施設や乳児院等に入所している子どもたちは現在約800人。市は、子育て支援策をきめ細かく展開していますが、こうした社会的養護が必要な子どもへの支援体制についても、もっと光を当てるべきではないかと思いました。

 そこで9月議会で、施設の中で育った子どもも、他の子どもたちと公平に成長できるような温かみのある体制を充実すべきであると指摘し、特に乳児から高校生まで一貫したケアができる施設、すなわち0歳から18歳までの子どもを継続して入所させることのできる施設の整備を主張しました。

 0~2歳で育児放棄や虐待などで行き場のなくなった子どもは乳児院で保護されますが、2歳になると養護施設に移らなければならないからです。環境の異なる施設への移動で乳幼児が受けるショックは計り知れません。

 他都市では乳児院と養護施設を併設させ子どもへの影響を極力抑えたり、併設施設のメリットを生かし職員体制を充実させ、乳児から高校生まで一貫したケアを図っている施設もあります。

 市は私の提言に対し、今後の改築整備で乳児院、児童養護施設の併設を検討するとの前向きな考えを示しました。

(2007年10月24日付 公明新聞)

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