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日本メコン女性議員会議に参加して

■高木美智代衆院議員

女性の地位向上で討議 人身取引の監視、撲滅を確認 女性の地位向上で討議
人身取引の監視、撲滅を確認

 今年は日本・メコン交流年であり、その最後を飾る、初の「日メコン女性議員会議」が、12月21、22の両日、世界遺産の街として知られるラオス・ルアンパバーンにて開催され、国会代表団の一員として出席させていただきました。

 メコン川流域(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、タイ)と日本の6カ国が集い、女性の地位向上における国会議員の役割について、発言・討論が活発に行われました。「メコン」とは、カンボジア語で「母なる川」との意味です。

 会議でラオス代表は、女性の地位は低く、出産は一人で森に行って行うもの、また、夫が眠るまで起きていなければならないなどの多くの社会通念に対して、ジェンダー主流化(あらゆる政策、施策、事業など性別による格差解消の視点を入れること)を推し進めていると報告。カンボジアでは、一夫多妻を禁止する法律を制定し、タイではすでに夫婦別姓制度を成立させるなど、積極的な取り組みを続けています。

 国会での女性議員の割合は、ラオスやベトナムは約25%、わが国は最も低い13.3%です。

 私は、「女性の権利と利益を守るための法および制度を監視する女性議員の役割」について、女性の権利・利益の保護に関する問題は女性議員が声を上げ、法と制度を制定することが大切と強調。そのためには、地方女性議員のネットワークをはじめ、女性の意見を反映できる仕組みづくりが不可欠であること、また女性国会議員の連帯が重要であることを、具体例(性差に基づく医療の推進、妊婦健診やがん検診への取り組み)や提言(女性サポートプランなど)を挙げて述べました。

 多くの参加者が真剣にメモをとる姿に、女性の時代をつくる公明党の議員として、改めて誇りと責任を痛感しました。

 さらに、女性の権利と利益を最も侵害する人身取引問題について、わが国は受け入れ国であることから、5年前に講じた刑法などの改正をはじめとする強化策と被害者保護策を説明。わが国の取り組みへの評価とともに、質問や各国での実態報告が次々と寄せられ、国際的な連携のもとで女性議員が監視し、撲滅をめざすことを確認しました。

 現在、わが国が実施している政府開発援助(ODA)による支援でも、女性と貧困対策を加え、母子保健や職業訓練など多彩なプログラムを実施しています。

 私は、急速に日本の企業進出が進むメコン地域において、いのちを慈しみ、生活に根差す女性の視点から連携を強め、女性が輝いていける平和と幸福のアジア構築に尽くすことを誓いました。

(2009年12月28日付 公明新聞)

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