いじめ、24時間相談スタート

補正予算で実現。電話番号は全国共通――公明が推進
 いじめを苦にした自殺などが相次いだ問題を受け、文部科学省は7日、24時間体制の「いじめ相談ダイヤル」をスタートさせました。全国共通の電話番号「0570―078310(なやみいおう)」にかけると、地元の相談機関に直接つながり、休日や夜間でも話ができます。

 昼間は各教育委員会の相談窓口が対応。夜間と休日は教委と連携した児童相談所、「いのちの電話」などの民間機関が引き継ぎ、専門家の臨床心理士や教員OBなどが相談に応じます。

 携帯電話からは、発信地域の相談窓口につながり、必要に応じて適切な窓口を紹介する。PHSやIP電話、電車内の公衆電話は使えない。手続きが遅れたさいたま市は9日から、奈良県は21日から24時間体制となります。

 文科省は、共通電話番号を記したカードを約1000万枚作製し、すべての児童・生徒に配布する。児童生徒課は「悩みを抱える子どもたちに利用してほしい」と呼び掛けています。

 24時間体制の電話相談は、2006年度の補正予算に計上され、実現したものです。公明党の斉藤鉄夫政務調査会長と自民党の中川昭一政調会長は昨年11月、補正予算の編成に当たって、特に緊急を要する課題としていじめ問題への対応などを、重点要望として塩崎恭久官房長官に求めていました。




<公明新聞2007年2月8日付>