保育所の待機児童が今年4月1日現在で1万9794人となり、2001年以降初めて2万人を割ったことが、厚生労働省の最近の調査で分かりました。
これは公明党が推進した「保育所待機児童ゼロ作戦」(02年度から3年間)と、その後の継続的な取り組みが成果を挙げたものです。同ゼロ作戦で受け入れ児童数は15・6万人拡大されました。
待機児童のピークは03年4月の2万6383人。共働き夫婦の増加などを背景に、1990年代後半に待機児童問題が深刻化し、受け入れ枠を拡大するさまざまな対策が取られましたが、需要の増加に供給が追い付かない状況でした。
それが年間約5万人ずつ受け入れ児童数を拡大するゼロ作戦の効果で04年4月に初めて、待機児童が減少に転じました。今年4月に2万人を切ったことは、年々の需要増に対しても供給が追い付き、待機児童解消が着実に前進していることを意味します。
待機児童がゼロだったのは、富山、福井、佐賀など8県。一方、待機児童が50人以上いて、保育事業供給計画の策定が義務付けられる市区町村は81団体ありました。
国は今後、「子ども・子育て応援プラン」に基づき、全国の定員を今年4月の207万9406人から、09年度までに215万人に増やし、待機児童50人以上の市区町村を中心に受け入れ児童数を拡大する方針です。
公明党は2001年3月、待機児童解消には予算に裏打ちされた大胆な施策が不可欠との認識から、「保育所待機児童解消3カ年計画」の策定を提言。これを受けて国は待機児童ゼロ作戦を決定しました。
<公明新聞2006年10月4日付から>