
昨年12月に「改正DV(配偶者間の暴力)防止法」が施行され、DV防止への取り組みが進んできた一方、未婚の若い男女間などで起こる暴力の「デートDV」(デート中にトラブルが起こることから名前がついた)が表面化しつつあります。
公明党岡山県本部女性局は10月28日、「デートDV防止プロジェクト・おかやま」を立ち上げた川崎政宏代表(弁護士)を訪ね、実情などを聞きました。
デートDVは、高校生や大学生などの未婚の男女間で起こる暴力で、恋愛関係がいつの間にか支配関係にすり替わり、体、態度、言葉による暴力など、DVと同じようなことが起こるもの。近年になって被害報告が増加しているといいます。
同グループはデートDVの解決や予防に向けての調査研究を目的に、弁護士や医師、学校関係者、支援専門家などで10月15日に結成。(1)県内の大学生などを対象にした実態調査(2)防止のための講演、ワークショップを開催する啓発活動(3)地域に根差した防止プログラムの開発??などに取り組んでいます。
この日、川崎代表はデートDVが増えてきている現状を憂え、防止プロジェクトを発足したことを報告。被害に遭った女性が「付き合っているあなたが悪い」などと、逆に悪く扱われたり、両親に相談しにくく潜在化しているケースが多いなどの問題点を指摘しました。そして、発生の根底には、若い世代で男性優位の考え方が強まっているとし、「中学、高校、大学生など、若い世代へのDV予防教育に力を注ぐことが大切」と訴えました。
公明党の本郷由子県女性局長(岡山市議)は「中学校や高校での予防講座の普及や実態調査への支援を推進していきたい」と決意を語っていました。
懇談には、本郷局長のほか、谷原和子瀬戸内市議、山本久美子新見市議、森本博子備前市議、増川英一県議が参加しました。