
公明党岐阜県本部女性局(局長=中沢清子市議)は5月19日、瑞浪市で女性議員の研修会を開き、幼稚園と保育所を一体化する幼保一元化への取り組みなどについて学びました。
瑞浪市は国から構造改革特区の認定を受け、幼稚園と保育所の合同活動を実施しています。6地区に分かれる同市には、公立保育所が各地区に1カ所以上(計7カ所)配置されているのに対して、公立幼稚園は3地区(3園)だけがある。そのため幼稚園に通わせたくても近くになかったり、母親が仕事を辞めた場合、子どもを保育所から幼稚園に転園させるのが困難などの不都合が生じていました。
こうした問題を解消しようと、同市は特区の利点を生かし、幼稚園がない3地区の保育所の空き教室に、幼稚園の分園を設置。幼稚園3園の空き教室にも保育所の分園をつくりました。これらの施設の名称も条例改正で「幼児園」に改め、全6地区で就学前児童に対する教育と保育の一体化を進めています。
この日一行は、瑞浪市役所を訪れ関係部署から幼保一元化に至った経緯などの説明を受けた後、幼稚園と保育所の合同活動を行う瑞浪幼児園などを視察し、関係者と意見を交わしました。
この中で市側は、就学前の基礎的な力を養う幼稚園と、幼児の心身の安定を図る保育所の双方の良さを生かすことができていることを強調。幼児園の教職員は、「園児によって降園時間に差があり当初は戸惑ったが、今は解消している」と答えました。
中沢局長は「認定こども園が、まもなく本格実施されるなど幼保一元化は、今後ますます注目されるテーマ。利点と課題をよく見極めて、県や各自治体の施策に反映させたい」と話しています。