
参院選大勝利へ怒濤の前進を!――公明党は12日午後、東京・新宿区の党本部で、第29回全国県代表協議会を開き、参院選勝利へ総決起しました。あいさつした太田昭宏代表は、「統一地方選の完勝に続いて参院選を大勝利するために、心を一つにして全力の戦いを開始していこう」と力説。「未来に責任を持つ政治」を掲げ「安心と安全の勢いのある国づくり」をめざす考えを強調しました。浜四津敏子代表代行、北側一雄幹事長があいさつ。斉藤鉄夫政務調査会長が、当面の政策課題について、井上義久副代表が統一地方選の総括、参院選の取り組みについて、それぞれ報告したほか、活発な質疑応答が行われました。
『19日に全国遊説スタート』
太田代表は、先の統一地方選の公明党の完全勝利の要因について、「全員当選させるとの強い執念と、多彩な実績、スピーディーな対応力など『実現力の公明党』に高い評価を頂いた」と力説。間近に迫った6月議会で公約実現に全力で取り組もうと呼び掛けました。
また、参院選に向け、公明党が掲げる「未来に責任を持つ政治」の重要性を強調。「いま再び、公明党は改革のエンジン役、推進力になることを宣言したい」と述べ、「改革断行への『アクセル』と、国家主義・政治腐敗への『ブレーキ』という公明党の役割を鮮明にし、公明党らしい闘いを縦横無尽に展開する時」と力説しました。
その上で、「公明党は、子どもたちの未来、働き手の未来、確かなる社会保障の未来のために、『安心と安全の勢いのある国づくり』、活力ある国づくりをめざしていきたい」との考えを示しました。
具体的には、「安心の国づくり」について、年金、医療、介護など社会保障や子育て支援などにさらに力を入れる方針を表明。「安全の国づくり」については、「防災、減災、耐震などについて他党をリードしていきたい」と述べました。
「勢いのある国づくり」については、経済活性化とともに、若者の雇用対策、最低賃金の引き上げなど格差是正に取り組む考えを示すとともに、中小企業支援、農林水産業支援に全力を挙げる考えを示しました。
一方、憲法改正の手続きを定める国民投票法案が14日の参院本会議で成立する運びとなったことに関して、「中立公平なルールになっている。今後も国民の理解を得ながら、丁寧な憲法論議を進めていく」と述べました。
さらに、政治家の資金管理団体による事務所費など「政治とカネ」の問題で、人件費を除く5万円以上の経常経費支出に領収書の添付を義務付けることなどを内容とする政治資金規正法改正案の与党案が決定したことについて、「政治資金の透明化に向けて一歩前進だ」との認識を示しました。
また、参院選への取り組みについて太田代表は、19日に全国遊説をスタートさせることを発表した上で、「過去最高得票で『比例区8議席獲得』、愛知・埼玉・神奈川・大阪・東京の『5選挙区完全勝利』で現有13議席を何としても死守しなければならない」と強調。「比例区8」の獲得が厳しい情勢を指摘し、「各地域で『過去の比例票の記録を塗り替え、最高得票を』と全議員が心を一つにして戦い抜く以外にない」と力説しました。
その上で、「(与党が参院で)過半数を割ることになれば、政治は不安定になり、回復が続く日本経済の腰折れをもたらすことは必定だ」とし、「公明党の政策実現力を語りに語り、全議員が先頭に立って命懸けで戦おう」と呼び掛けました。
浜四津代表代行は、統一地方選の勝利をもたらした要因と、参院選勝利の要諦について、(1)日常活動の力(2)団結の力(3)「人間主義」という政治の大道を走っているという誇り――の3点を挙げ、「日々の戦いに全力投球し、候補、議員、議員OBが総力戦で臨み、新しい時代を先駆しているという誇りと使命を持って、断固、参院選勝利を勝ち取ろう」と訴えました。
『日本の未来決める選挙――北側幹事長ら訴え』
『全議員が公明新聞拡大を』
北側幹事長は参院選の意義について、人口減少や本格的な高齢化、経済のグローバル化などの進展を踏まえ、「日本の社会が大きな変革期のときに、日本の未来を大きく左右していく政治決戦がこの参院選だ」と強調しました。その上で北側幹事長は、参院では与野党の議席が伯仲しているとし、「仮に与党が過半数割れとなると、政治は一挙に不安定になる」と指摘。「これからの時代にふさわしい改革を前に進めていくためには、政治の安定が不可欠だ」と訴え、公明党の現有13議席死守と、与党での過半数確保に全力を挙げる考えを力説しました。
さらに、北側幹事長は“党勢拡大のバロメーター”である公明新聞の拡大について、「私ども議員で、しっかりと購読推進を進めていきたい」と述べた上で、「公明新聞は公明党の政策や活動を広報していく重要な武器」と強調し、議員が先陣を切って公明新聞の拡大に取り組むよう呼び掛けました。
井上副代表(総合選挙対策本部長)は、参院選について「極めて短期決戦だ」と訴え、各議員の奮起を促しました。
『改訂版マニフェストを策定――斉藤政調会長』
『参院選に向け重点政策も随時発表』
斉藤政調会長は参院選向けマニフェスト(政策綱領)について、2005年の衆院選の際に発表した「マニフェスト2005」に、昨年の党大会の重点政策や昨年4月に取りまとめた「少子社会トータルプラン」の内容、新しい提言などを盛り込んだ改訂版として策定すると表明。その上で、マニフェストの柱となる重点政策については、19日からスタートする参院選の全国遊説などで随時、打ち出していく考えを示しました。