イラク人道復興支援特別措置法による自衛隊の支援活動は、国際社会がイラクの速やかな国家再建と国民生活の安定のために支援を行うことを決めた国連安保理決議1483に基づいています。つまり、国連などの国際社会の総意による活動です。
日本は2004年から陸上自衛隊によるイラク・ムサンナ県での人道復興支援(昨年7月までに活動終了)と、航空自衛隊による空輸支援活動(現在も継続中)を行い、国連やイラク政府などから高い評価を受けています。
昨年5月に民主的手続きにより発足したイラク政府にとっては、今後、数年間が本格的な国づくりへの重要な時期です。そのため、イラクで活動する国連イラク支援ミッション(UNAMI)は、今後数年間の活動継続を表明しています。
また、国連は円滑に人道復興支援を続ける上で、空自による空輸活動の重要性を指摘し、日本政府に対し継続を要望しています。イラク政府からも活動の継続を求められています。
こうした要望に応え、日本は国際社会の責任ある一員として、イラク復興に寄与していくために、現在実施している空輸支援を継続する必要があると考え、7月末に期限を迎えるイラク特措法を2年間延長し、日本も安定した支援活動を実施することを決めました。