新しい教育基本法の最大の特徴は、「個人の尊厳」や「人格の完成」など旧法の骨格となる理念は堅持しつつ、時代の変化に対応した新しい項目を盛り込んだことです。
具体的には、「生涯学習の理念」「大学」「私立学校」「教員」「家庭教育」「幼児期の教育」「学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力」「教育振興基本計画」――の八つの条文が盛り込まれました。大学の位置付けを明確にしたほか、家庭教育においては、父母の第一義的責任を明記し、国や地方自治体は、家庭教育の支援に努めるよう規定しています。また、「教育の目標」の条文では、「生命尊重」や「自然や環境との共生」といった概念が反映されています。
理念を定めた基本法として、今後の教育改革に十分対応できるものです。