お答えします――年金記録問題Q&A

 年金記録問題について、公明党は政府・与党を主導、大胆な対応策を矢継ぎ早に決定させました。主な対策や加入者の方々の疑問にお答えします。
 (2007年6月10日付 公明新聞)


 Q 自分の納付記録に誤りがないか心配だ

 A 利用しやすい相談体制整備。安心して相談を
 納付記録に不安のある方は、いつでも電話相談や社会保険事務所の相談窓口などを利用してください。電話相談は、下記の番号です。

 また、社会保険事務所の相談は、平日は午後7時まで受け付けるなど、相談体制を拡充しています。


 Q 社会保険庁のミスなのに、加入者が納付記録の証明責任を負うのか

 A 相談が来るのを待つだけでなく、社会保険庁自ら徹底調査する
 社会保険庁では、国民からの相談・照会を受け身で待つだけではなく、まだ基礎年金番号に結びつけられていない約5000万件の年金記録の名寄せを行ったり、加入者一人ひとりに加入履歴を送るなど、徹底的なチェックを社会保険庁自ら行います。


 Q 納付記録が確認できる証拠が残っていない

 A 第三者委員会つくり、元雇用主の証言なども参考に総合的に判断

 社会保険庁や市町村に記録がない場合には、領収書などの証拠がなくても、銀行通帳の出金記録、元雇用主の証言などを根拠として、第三者委員会で判断してもらう仕組みをつくります。


 Q 社会保険事務所に出向かないと照合できないのか

 A 電話相談に郵便で回答したり、インターネットも利用できる

 年金記録の照会については、インターネット(http://www.sia.go.jp/)で年金加入記録の提供サービスを行っているほか、電話相談で受け付けて、社会保険庁から年金加入記録を後日、郵送するサービスも行っています。


 Q 記録の照合は、いつまでに完了するのか

 A 「来年5月まで」と安倍首相は明言している
 基礎年金番号に未統合の約5000万件の記録と、受給者(約3000万人)・被保険者(約7000万人)の記録との名寄せについては、2008年5月までに完了させ、6月から確認のための手続きを実施し、お知らせは、09年3月までに終えます。


 Q 手書き台帳やマイクロフィルムデータとの照合はどうなる

 A 社会保険庁のオンライン記録との照合を行い、半年ごとに進み具合を公表

 社会保険庁のマイクロフィルム記録や市町村が保有する記録と、社会保険庁のコンピューターの記録との突き合わせを、計画的に進め、進捗状況を半年ごとに公表します。


 Q 年金保険料を記録照合の費用に充てるのか

 A 財政の合理化努力で生まれる国庫財源で対応

 今回の年金記録問題により、記録照合のプログラム開発費などで追加的に必要となる経費については、財政の合理化努力を行った上で、国庫財源で対応することになっています。


 Q この問題が起きた原因や経緯は

 A 外部有識者による検証委員会を設け、徹底調査する

 前検事総長ら7人の外部有識者からなる検証委員会が総務省に設置され、今回の年金記録の管理・事務処理に関する問題について、その経緯、原因、責任などの検証を行います。


 Q 民主党も、対策を打ち出しているようだが

 A 解決に時間がかかるなど、抜本策には程遠い

 民主党の「対策」は、年金未払いに時効撤廃を適用しておらず、5年を超える過去の支給漏れを全額補償する措置がありません。

 またコンピューター記録と手書き納付記録との突き合わせを先に行うとしており、作業に時間がかかることから、加入者が本来受給すべき年金を迅速に給付できないなど抜本策には程遠いものです。

 ねんきんダイヤル 0570・05・1165(イイロウゴ)に加え、6月11日(月)からは記録相談専用の無料のフリーダイヤル0120・657830(ロウゴナヤミゼロ=土・日曜日含め24時間対応)を実施