公明党女性委員会 新たなリーダーが誕生! (ウィメンズナウ)

 女性の力で新たな時代を切り開こう――。このほど公明党の新しい女性委員長に松あきら参院議員、女性局長に古屋範子衆院議員が就任しました。決意に燃えるお二人に意気込みを伺いました。
(2007年9月20日付 公明新聞)

女性委員長――松あきら参院議員
『“庶民のための政治”原点に平和、人権、福祉、教育に全力』

――国会に「お帰りなさい!」。

松あきら 7月の参院選では党員・支持者、創価学会員の皆さまから絶大なるご支援をいただき、そのおかげで、こうして三たび参院議員として働かせていただけるようになりました。心より感謝を申し上げます。

――女性委員長に就任した感想を。

 党の女性運動・政策をリードする重責をひしひしと感じています。今一度、「庶民のための政治を」との原点に立ち返り、謙虚に出発していこうと決意しています。

――女性委員会では、10のプロジェクトチーム(PT)が精力的に活動しています。

 10PTでは各座長が中心となり、子育てや健康、子どもの教育といった女性に深くかかわるテーマについて、さまざまな角度から、視察活動や勉強会の開催などを展開してきました。住民と一体となり問題解決に取り組む「地域サポート運動」は、10PTの署名運動が基礎となっています。


『党全体に広がる10PTの取組み』

――10PTの運動が、党全体の取り組みへと広がったものも数多くありますね。

 学校での朝の読書や子どもへの読み聞かせといった「子ども読書運動」をはじめ、食育の推進、DV(配偶者などからの暴力)対策などが挙げられます。児童虐待についても、女性委員会の署名活動を“追い風”に、党内の対策PTが中心となり、児童虐待防止法案を取りまとめ、議員立法として成立させました。

 ほかにも、小児医療やアレルギー対策、女性の健康支援、青少年の教育、エコライフ推進、音楽療法・芸術文化振興など、10PTが対応しているテーマは、どれも今、社会的に大事な問題ばかりです。こうした地道な取り組みが、ますます重要となります。今後、新しい人にもどんどん頑張ってもらい、次の時代を担ってほしい。

――松委員長自身も、これまで10PTで活躍されてきました。

 「不妊治療・生殖医療対策プロジェクト」の座長として、不妊治療への公的助成の実現に積極的に取り組んできました。国会での質疑や署名運動などを通じて粘り強く訴えてきました。

 また、「男女共同参画・人権擁護推進PT」の座長として、男女共同参画施策を推進しました。性同一性障害者法(生物学的な性と本人が自覚する性が一致しない性同一性障害者に対し、家庭裁判所の判断により戸籍上の性別変更を認める)の成立にも尽力しました。こうした貴重な経験を、女性委員長の活動で生かしてまいります。


『女性の視点生かし政策実現』

――「女性ならではの視点」がますます政治に求められています。

 こまやかな気配りができる女性の特性を発揮し、女性委員会が中心となり、さまざま分野で党のお役に立ちたい。かゆいところに手が届くような政策の実現に一生懸命、頑張ります。

 また、母親は、平和を愛する気持ちを強く持っています。平和を祈り行動するのは、やはり女性であり母親です。世界ではまだまだ紛争、貧困が絶えませんが、党の原点である「平和」の実現にも力を入れたい。

――今後の意気込みを聞かせてください。

 私たち女性議員一人ひとりが心一つに団結し、地方議員の皆さんと連携を取り合い、庶民のために闘ってまいります。厳しい財政状況ではありますが、国民の皆さまの「この制度は死守してもらいたい」「これは手厚くしてほしい」といった声にしっかりと耳を傾け、子育て支援や男女共同参画、福祉、教育などの充実に積極的に取り組んでまいります。


女性局長――古屋範子衆院議員
『女性議員の“生の声”受け止め仕事と子育てめぐる改革推進』

――女性局長に就任しての決意を伺います。

古屋範子 厳しい政治状況の中、女性局長に就任したことに非常に大きな責任を感じています。全国約900人の女性議員の“生の声”をしっかり受け止め、あらゆる手を尽くすことが、一番大きな仕事だと考えます。生活の現場から国民のため、女性のために努力を惜しまず闘います。

――女性委員会では「はつらつ長寿社会推進」「小児医療・アレルギー対策」の各PTの座長を務められました。

古屋 2003年11月に初当選後、「はつらつ長寿社会推進」PTの座長として、高齢者の尊厳を守る法律をつくろうと決意。法案要綱の骨子をつくり、与野党に協力を呼び掛け、05年11月には「高齢者虐待防止法」を成立させました。

 アレルギー対策についても、国会で質問を続けています。現在、呼吸困難などの食物アレルギー反応に対し、エピペンというショック救命用の「自己注射」の使用が本人と家族に認められています。これを救急救命士や養護教諭も注射できるよう広げていきたい。

 ほかにも、発達障害児(者)やその家族などへの支援施策の充実にも取り組んできました。
 

『少子社会や医師不足対策に尽力』

――党少子社会総合対策本部の事務局長、党厚生労働部会長といった重責も経験されました。

古屋 対策本部で取りまとめた「少子社会トータルプラン」には、全国の女性議員たちの要望がちりばめられています。児童手当や奨学金の拡充などが盛り込まれ、現在、着々と進んでいます。また、党厚生労働部会での経験を生かし、「国民の側に立った福祉とは何か」を常に考え、党の施策を前進させていきたい。

――党医師不足問題対策本部の事務局長としても活躍されています。

古屋 対策の一環として、女性医師が出産・育児を乗り越えて働き続けられる環境づくりに取り組んできました。今後も女性医師バンクや院内保育所の拡充などの体制整備に力を入れます。

――そのほか、女性局として取り組みたい課題は。

古屋 仕事と子育て等の両立といった「働き方」の改革です。ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の確立ですね。パートタイム労働者と正社員の賃金格差といった雇用問題などに全力で取り組みます。母子家庭の母親も含め、女性の就労支援も進めていく考えです。

 また、総務大臣政務官時代に取り組んだ、インターネットを使って自宅などで仕事をする「テレワーク」などを、「働き方」改革の一つとして普及させます。

――最後にこれからの決意を。

古屋 21世紀は「女性の世紀」です。女性があらゆる分野で生き生きと活躍できる国づくりに全力を挙げてまいります。