松原 民主党の衆院選大惨敗の責任を取り、17日に岡田氏が代表を辞任、前原誠司氏が新代表になりました。
浜四津 党代表選で菅氏との一騎打ちの末、96票対94票とわずか2票差で選出されていましたね。
大野 まさに党内が真っ二つ。「僅差の勝利が物語るのは党再建の道のりの険しさ」(18日付 読売新聞)と指摘されています。
松 「民主党の悪弊は内紛が絶えず、すぐリーダーの足を引っ張る動きが出てくることだが、そんな御家騒動を繰り返す余裕はない」(同日付 日経新聞)ともありました。
浜四津 確かに、民主党代表は鳩山↓菅↓岡田と、3代続けて任期途中で、党内から批判の集中砲火を浴びたり辞任、という構図です。
大野 そもそも、民主党は旧社会党系から保守系議員までの寄り合い所帯。これを43歳の新代表がどうまとめるのかが焦点とされていますが、労組系議員が“前原氏は労組を切り捨てようとしている”と不信を募らせるなど、不透明感が漂っていることだけは確かね。
『止まらぬ事件のオンパレード』
松原 民主党の課題は“バラバラ体質”だけではありません。“不祥事体質”は、もっと深刻です。「前原民主党」の出ばなをくじく、またもや信じられない重大な事件が発生しました。
浜四津 そう。愛知7区で落選した同党の小林憲司前衆院議員が18日、覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯容疑で私設秘書ら2人とともに逮捕されましたね。
松 警察の事情聴取での関係者の証言などによれば、小林容疑者は、2000年の初当選後から覚せい剤を使っていたそうじゃない。
松原 自宅などのほか、衆院議員会館の事務所で吸引したり、何と今回の選挙中でも遊説カーの中で乱用していたようです。
大野 本当にひどすぎる。あきれてものも言えない。
松 “不祥事オンパレード”は、まさに民主党のお家芸。
松原 今年6月8日には、都内で党本部職員が通勤ラッシュ時の地下鉄車内でチカン行為を働いたとして現行犯逮捕。同11日には、北海道で鳩山由紀夫幹事長の私設秘書が酒気帯び運転でタクシーに衝突、道交法違反容疑で逮捕されました。
大野 覚せい剤不法所持、チカン、買収、ほかにも盗撮、婦女暴行……。この5年間の逮捕者は、議員・秘書だけで約30人という有り様です。
浜四津 前原代表は「民主党を闘う集団に変える」と熱弁していますが、この同党のモラル欠落の不祥事体質を変えずして何の説得力もありません。
大野 その通り。まずは党内の“取り締まり”から強化すべきよ(笑い)。
『女性の支持率が低い民主党』
松 民主党は“女性に嫌われる政党”としても有名です。
松原 そうですね。今回の衆院選期間中に朝日新聞が行った世論調査によれば、民主党の女性支持率(12%)は男性(21%)の半分程度に低迷し、「結党以来の課題とされてきた女性人気の低さが改めて示された」と指摘されています。
大野 麻薬やチカン、婦女暴行などが多発する民主党に女性が拒否反応を示すのは当然です。
松原 民主党がいくら子育て支援などを訴えても、女性に聞く耳を持ってもらえないのも自業自得と言えます。
浜四津 とにかく政党、政治家にとって、今ほど自己改革が求められている時はありません。
松 その通り。選ばれた公僕として国民、庶民に奉仕する覚悟のない口先だけの政治家や政党は国民にそっぽを向かれます。ましてや、真の構造改革などできるわけがありません。
浜四津 公明党は全議員が「大衆とともに」の立党精神に拠って立ち、真に国民、支持者の皆さまに信頼していただける「新しい公明党」を築いてまいります。そのためにも、有権者を裏切るような政治家の悪とは徹底的に闘っていきましょう。
(2005年9月23日付 公明新聞)