修理した放置自転車を寄贈――東京・荒川区→福島市。公明議員が仲介役
「学童疎開」の恩返しに
「学童疎開」の恩返し、公明議員の連携で実現―。東京都荒川区は12日、東日本大震災で被災した福島市に、支援物資として自転車50台を寄贈した。
自転車は、荒川区が自転車商小売組合連合会の協力を得て、区内の放置自転車50台を修繕して福島市へと運んだもの。
太平洋戦争末期、荒川区の子どもたちの学童疎開先が福島市だったという縁もあり、双方の公明党議員団が各議会で相互交流を提案。災害時に食料や飲料水を提供するなど救援活動の内容を明記した「災害時相互応援協定」締結(2006年4月)の推進役を果たしてきた。
今回の寄贈は3月末、公明党福島県本部の、じんの源次郎代表(県議)と福島市議会公明党が「避難生活を送る小中学生の通学の“足”として自転車が必要」との声を聞き、公明党の鈴木貫太郎都議(荒川区)と連携。市側も「子どもたちに少しでも日常生活を取り戻してほしい」(瀬戸孝則市長)として受け入れが実現した。
瀬戸市長は「物資のニーズは時期ごとに変わる。公明党議員同士の連携で迅速に対応していただき、本当にありがたい」と語る。鈴木都議は「学童疎開でお世話になった福島市に恩返しできてうれしい」と語っていた。
<公明新聞2011年4月13日付>