度が入っていない、いわゆる「おしゃれ用カラーコンタクトレンズ(カラコン)」の使用による健康被害が、2005年10月から今年2月にかけて角膜炎や結膜炎など計167件あったことが、独立行政法人・製品評価技術基盤機構の調査で分かりました。同機構は「薬事法に、新たに本品(=おしゃれ用カラコン)を取り込んで、視力補正用コンタクトレンズと同様の規制を行う方策を検討すべき」と提言しています。
調査では145人の医師、98人の受診者が回答。被害のうち、21件は角膜潰瘍などで失明の恐れがある重傷で、医師の診断を受けた人の9割が10代後半から20代前半の女性だった。健康被害の原因としては「手入れ不良」や「長時間使用」などの誤使用が53%だったほか、品質不良も17%に上りました。
度の入ったカラーコンタクトレンズは医療機器扱いだが、度のない「おしゃれ用カラコン」は雑貨品扱いで安全規制や商品説明の表示義務がなく、安全性の向上を指摘する声が多いです。
公明党の松あきら参院議員は06年11月28日と昨年11月13日の参院経済産業委員会で、安全性確保の観点から、おしゃれ用カラコンについて「ぜひ薬事法の規定に入れてほしい」と強く主張していました。今回の調査結果を受け、松さんは「国は国民の生命や安全を守るのが前提。おしゃれ用カラコンの法整備を強く訴えたい」と語っています。
(2008年7月15日付 公明新聞)