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デイジー教科書、ネット配信が可能に――公明党が積極的に推進

読むことが困難な子を支援

 文部科学省は20日、発達障がいなどで“読む”ことが困難な児童・生徒のためのマルチメディアDAISY(デイジー)教科書について、一定の条件でインターネット上に配信提供できることを、関係団体に通知した。

 デイジー教科書は、パソコンの機器などを活用し、通常の教科書の文章を音声で再生したり、対応する文章を色で強調するなどして、教科書の内容を発達障がい児が理解しやすくするもの。2008年9月の教科書バリアフリー法の施行などを機に、財団法人・日本障害者リハビリテーション協会(東京・新宿区)がCD―ROMにし、実費(CD―ROM代、配送料を含む)で提供されている。

 一方、同協会は、利便性向上の観点から、同教科書データのネット上での提供を文科省に求めていたが、著作権法との兼ね合いで難航していた。

 今回の通知は、同協会の作成したガイドラインに即して提供を許可された児童・生徒が、ネット上から無償でデイジー教科書を手にすることを可能にするもの。デイジー教科書の普及がさらに前進すると期待される。

 同協会では、今後、具体的な配信システムの構築へ準備を進めていく予定だ。

 デイジー教科書の普及について、公明党は一貫して推進。今回の通知についても、党女性委員会の青少年いきいき教育プロジェクトチーム(座長=山本香苗参院議員)が、インターネットで配信できるよう文科省に要請していた。

<公明新聞2010年8月22日付>