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EPAに基づく外国人の看護師試験、「やさしい日本語」表現に――公明・古屋さんの主張反映へ

病名に英語併記
有識者チームが改善策

 経済連携協定(EPA)に基づいて来日している外国人看護師候補が受験する国家試験の用語を、やさしい日本語表現に――。厚生労働省の「看護師国家試験における用語に関する有識者検討チーム」は8月24日、国家試験での日本語表現の改善点に関するとりまとめを発表した。

 同チームは、公明党の古屋範子衆院議員の主張を受けて設置されたもの。不必要に難しい日本語表現のために、専門的技術を有する外国人の看護師候補が、日本で資格を取れないという事態を避けるため、6月から検討を重ねてきた。

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 改善策は具体的に、(1)難しい漢字にふりがな(2)実務の支障とならない範囲で、やさしい表現への言い換え(「体重増加をきたしやすい」→「体重が増加しやすい」)(3)病名の英語の併記(「白内障」→「白内障cataract」)――などを提言している。

 看護師不足などの対応で日本はEPAに基づき、インドネシアやフィリピンから看護師、介護福祉士の候補者を受け入れてきたが、看護師候補は3年という短い期間で日本の国家試験に合格する必要がある。しかし、母国では資格・経験のある受験者でも、専門用語の日本語表現は難しく、EPAに基づく看護師試験では、09年は受験者82人で合格者がゼロ、10年は受験者254人で合格者が3人と低調。初年度に来日した候補者は、来年2月の試験がラストチャンスとなる。

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 こうした問題を踏まえ、公明党の古屋さんは今年3月26日の衆院厚労委員会で、「難解な漢字が読めなくても仕事に大きな支障があるとは考えにくい」「来日した方は就労、研修に熱心で患者さんからも好感を持たれている」と訴え、国家試験の改善を政府に要望。長妻昭厚労相が「やさしい日本語への言い換え」など、検討を約束していた。

 改善点は、試験委員会に報告され、来年2月の国家試験に反映される見通し。

<公明新聞2010年9月1日付>