環境省は温泉旅館やメッキ工場などからの排水に含まれるホウ素・フッ素の暫定排水基準を、延長期限の6月末から、さらに3年間再延長する方針を決めました。6月に水質汚濁防止法に基づく省令を改正します。暫定排水基準は2001年以降、一律排水基準への対応が困難な業種に対し緩和措置として設けられてきました。
環境省では今回、電気メッキ業や、温泉を利用する旅館業などについて、処理技術の開発に課題を残していることや、十分なデータが収集できていないなどの理由から、現行の暫定基準を据え置くことにしました。
公明党では、温泉活用・温泉地活性化プロジェクトチーム(PT、渡辺たかお座長=参院議員)と環境部会(江田康幸部会長=衆院議員)が関係業界からの強い要望を受け、協議を重ねる一方、太田昭宏代表と業界団体の代表らが若林正俊環境相に、現状に即した対応が必要だとして、暫定基準の再延長を要請していました。
(2007年4月9日付 公明新聞)