年金記録の照合、来年5月までに終了
統合経費に保険料使わず

原因究明へ検証委も設置――柳沢厚労相
 柳沢伯夫厚労相は4日午後、記者会見し、年金記録の未統合問題で国民に陳謝した上で、記録の照合への取り組みや相談体制の充実など、対応策の強化を訴えました。

 基礎年金番号に未統合の5000万件の記録については、プログラムを開発し、来年(2008年)5月までに照合を終えると強調。国民への確認は来年(2008年)6月から実施し、年金受給者には同年8月まで、受給年齢に達していない人には再来年(2009年)3月までに完了させます。マイクロフィルムや市町村の記録との照合も計画的に行います。また年金記録の相談体制の強化は、丁寧に迅速に処理するよう窓口に徹底するとしました。電話相談(0570―05―1165)は、土・日を含め24時間対応。11日からは記録相談専用のフリーダイヤル(0120―657830)も導入します。

 一方、社保庁と本人双方に記録や証拠がない場合も、第三者委員会によって総合的に判断。原因究明と責任の検証は外部有識者の検証委員会を設置します。なお、統合に要する追加経費は、財政の合理化努力を行い、国庫財源で対応します。

(2007年6月5日付 公明新聞)