145人に時効撤廃を初適用

社保庁 年金の支給漏れ補償へ
 社会保険庁は19日、年金記録漏れ対策の一環として先に成立した年金時効撤廃特例法に基づき、145人について、時効消滅した年金の補償を20日に決定すると発表しました。同法の初めての適用となります。支給総額は7423万円で、同日付で本人に通知を郵送します。

 最高額は90歳の女性で、23年9カ月分、計541万円に上ります。支給するのは当時の相当額で、現在価値には換算しません。最低額は1カ月分で1192円としています。

 今回支給決定した人には、8月15日に口座に振り込む。同庁は、来週にも2、3回目の支給決定を行う方針です。

 年金時効撤廃特例法は、同庁の記録ミスなどが訂正されたものの会計法が定める5年の時効で消滅した年金を、時効を撤廃して全額補償する内容。今月6日に施行され、18日までに3147人が補償を申請しており、今回の145人はそのうちの一部です。社会保険事務所や年金相談センターに手続きに来ていない対象者には、同庁が9月から申請書を送付します。

(2007年7月20日付 公明新聞)