警察庁は19日、児童買春や人身取引など子どもや女性が被害に遭う犯罪に関する情報を匿名で受け付け、解決に結び付いた場合などに最高10万円の情報料を支払う「匿名通報ダイヤル」を10月1日から試行することを決め、民間団体に運営を委託しました。
同庁によると、警察が民間団体に通報受理を委託するのは初めて。1年半試行して成果を検証、対象罪種の拡大を検討します。
対象は、子どもが被害者の児童買春や児童ポルノ、危険労働への従事、覚せい剤譲渡、強制わいせつなどのほか、外国人女性らの人身取引です。
委託先は、特定非営利活動法人(NPO法人)「日本ガーディアン・エンジェルス」で、情報提供者はフリーダイヤルに電話し、ID番号と暗証番号を取り決めます。
情報内容は警察庁に報告され、被害者保護や容疑者逮捕に結び付いた場合は、同庁が貢献度に応じて情報料を決定。日本ガーディアン・エンジェルスが専用ホームページ(HP)に情報提供者のID番号を掲載し、情報料を支払います。支払いは原則手渡しだが、指定口座への振り込みや現金書留での送金も可能です。
情報の受け付けは、平日の午前9時半から午後6時15分まで。同じ情報が複数寄せられた場合は、最初の提供者に支払うといいます。
電話番号は(0120)924839。
HPはhttp://www.tokumei.or.jp
(2007年9月20日付 公明新聞)